カーテン選びのコツ

機能に合わせたカーテン選び

最近のカーテンは機能にこだわったものも多いので、部屋によっては機能重視でカーテンを選ぶのもいいかもしれません。もちろんインテリアの一つとしてカーテンの色やデザインは大切ですが、デザイン性が高い上に機能がプラスされたものもあるので、まずはそうしてものを探してみてはいかがでしょうか。
機能的に作られたカーテンとして最もよく知られているのは、遮光カーテンです。普通のカーテンは、素材や色にもよりますが、よほど厚みのある生地で色も濃いものを選ばない限り、外からの視線を遮ることはできても光が入ってくることを完全に防ぐことはできません。カーテンを閉めて寝ても、部屋が明るくなるので朝になったことはわかりますよね。それは遮光カーテンではないからです。斜光カーテンの場合、光を遮る機能が高い順に1級〜3級に分かれていますが、1級の遮光カーテンを取り付けると外の光が入ってくることはほとんどありません。夜勤などが多く昼間しっかり眠りたいという人などは、こうした遮光カーテンをつけるのもおすすめです。また、遮光カーテンは外の光を遮るだけではなく、中の光も外には漏れませんので、電気をつけているときに人の影が窓越しに見えることもありません。遮光カーテンは機能カーテンとしてはもはや一般的ですので、デザインなどの種類も多く、普通のカーテンの裏に取り付けるだけで遮光性を上げることのできる生地などもあります。お気に入りのカーテンが簡単に遮光カーテンになるのでとても便利ですね。
外からの視線が気になる人には、レースをミラーカーテンにするのもおすすめです。通常のレースの場合、確かに室内がはっきり見えることはありませんが、人影やその動きなどはなんとなく見て取れるものです。ミラーカーテンは、日中は内部がほとんど見えませんので、道路沿いの窓など視線が気になる人でも安心して過ごすことができます。また、近所への騒音が気になる人には防音カーテンや、燃えにくい生地を使った防炎カーテンなどもつけておくと安心ですね。部屋のにおいが気になる場合など、においの付きやすいカーテンを防臭カーテンにしておくとかなり違いが現れます。タバコがいる家庭などでは、どうしてもカーテンににおいが吸着して掃除をしてもにおいが残りやすいので、カーテンを防臭素材にするのは効果的です。また、最近は花粉症やハウスダストなどのアレルギーを持つ人が増えていることもあり、アレルギー対策を施したカーテンなどもあります。部屋の使い方や住む人の体質などと合わせて、機能を上手く取り入れたカーテン選びをしたいですね。

 

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