カーテン選びのコツ

カーテンの色選び

カーテンの色を何色にするかは、お部屋の雰囲気を決める重要なポイントです。シンプルな部屋にするかポップな部屋にするかもカーテンの役割は大きいですよね。逆に言えば、カーテンの色選びを失敗すれば、インテリアが台無しになってしまうのです。
部屋をスッキリ見せるためには、統一感を持った配色が大切です。まず、部屋全体の70%は同系色でまとめること。全く同じ色でなく、同系色であれば大丈夫です。メインカラーを引き立たせる色を、残りの部分に配置します。多少違う色相を加えることで、変化を与えて新鮮なイメージを引き出してくれるのです。さらに、ワンポイントとして差し色を持ってくるのもいいでしょう。この場合、カーテンはどうしても部屋の中の割合が大きくなので、差し色としては適していません。基本的にはメインカラーと同系色、さらにややトーンを落とした色目にするほうが部屋にはなじんで見えます。また、部屋全体がかなりシンプルな場合には、メインカラーを引き立たせる存在としてカーテンの色を替えるのもいいでしょう。この場合も、あまりビビッドな色ではカーテンが浮いてしまうので、あくまでも引き立てることを考えて色調を抑えたほうが無難です。
また、カーテンの色は部屋によっても選び方が変わります。たとえば子供部屋の場合ならばそれほど落ち着いた空間にする必要はありませんから、子どもが楽しく過ごせるような明るいカーテンを選べばよいでしょうし、寝室などはインテリア性もさることながら、斜光性も重要になってきます。明るいと目が覚めてしまうという人は特に、色が濃くて厚みのあるカーテンを選ぶか、斜光カーテンを選ぶのがよいでしょう。そのほか、床の色や壁の色、窓の大きさや位置などによっても選ぶべきカーテンの色は違ってきます。もちろん教科書的に無難な色合わせをすることによって部屋はスマートに見えますが、より個性を求める人はちょっと珍しい柄のカーテンにしてみたり、ビビッドな色のカーテンを選んでみたりするのも面白いですね。いずれにしてもカーテンは意外と簡単に取り換えられるので、季節によって暖色と寒色をかけ替えるのもおすすめ。2パターンのカーテンを用意するのが無駄だと思うかもしれませんが、意外と見た目の色で体感温度は違ってくるので、光熱費に違いがでるかもしれませんよ。

 

カーテン選びのコツTopに戻る

ページのトップへ戻る