カーテン選びのコツ

カーテンの素材選び

どんな素材のカーテンを選ぶかも、カーテン選びには重要なポイントです。実際、素材によって雰囲気はかなり違いますし、値段にもそれは反映してきます。値段の高いカーテンというのは、それなりの高級な生地をつかっていることが多いのです。 既成カーテンで多いのは、ポリエステルや綿のカーテンではないでしょうか。ポリエステルのメリットは、なんといっても丈夫なこと。洗濯にも強くシワになりにいのでお手入れが簡単です。適度にハリのある生地になるため、美しいドレープが出せるのも魅力です。ただし、静電気が発生しやすいため、どうしてもほこりなどが吸着しやすくなります。清潔に保つためには、やや頻繁に洗濯するのがおすすめです。ポリエステルに並んで多く販売されている綿は、ナチュラルな素材感とお手頃な値段で人気の素材です。色柄も豊富で鮮やかなものからシンプルなものまで幅広く選ぶことができますし、扱いやすいので綿の生地を使ってカーテンを手作りする人も少なくありません。ある程度日焼けするなどのデメリットもありますので、定期的に替えるつもりで掛けてみるのもいいですね。綿を含めた天然素材の中でも、麻は独特の存在感で人気の高い素材です。無地であっても素材そのものの存在感で雰囲気のあるお部屋作りをすることができますし、和室でもしっくりくるような落ち着いた素材感は魅力です。また、どの素材でもレーヨンを混紡することによってしなやかで扱いやすい生地になるので、レーヨンを混紡した素材もカーテンには多くみられます。レーヨンはなめらかで美しいドレープを出せる素材ですが、耐久性などに問題があるためそれだけではカーテンとして使うには向いていません。そのため混紡して使われることが多いのです。
外部からの視線を遮ることがカーテンの役割ですから、実際には素材が何であれカーテンとしての機能には問題ありません。ただし、インテリアとして考えると、その素材感は大切ですよね。麻や織り目の大きな綿の生地などは、ナチュラルな雰囲気を出しやすいと人気の素材ですが、凹凸の大きなこうした素材はにおいが付きやすいという難点があります。特に、タバコを吸う家族がいる場合には、タバコのにおいなどが染み付いてしまうので要注意です。タバコを吸う人がいる家庭や、部屋のにおいが気になる人は、ポリエステルなどのツルツルした生地にカーテンを替えると、においの面ではかなり期待が持てそうです。

 

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